“これやこの 行くも帰るも わかれては しるもしらぬも 逢坂の関” […]

    花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに   […]

      わが庵（いほ）は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり […]

      天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも ～安倍仲 […]

    かささぎの わたせる橋に おく霜の しろきを見れば 夜ぞふけにける   […]

      奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 声きくときぞ 秋は悲しき &nbsp […]

    田子の浦に うち出でてみれば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ   ～ […]

      “秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ” & […]

    “春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山”   持統天皇 […]

      “あしひきの やまとりのをの（山鳥の尾の） しだりをの（しだり尾の） […]