平安美女の歌人、ここにあり 〜小倉百人一首第19首〜

難波潟
みじかき芦の
ふしの間も
逢はでこの世を
すぐしてよとや
〜 伊勢 〜
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初めて訪ねてくださいました方も、
これからもよろしくお願いいたします。
2025巳年最後のブログです♪
王朝の女流歌人“伊勢”
彼女は美しく魅力的、気立て良く、
ドラマティックな人生を生きた
才媛ということ。
小野小町や和泉式部に劣らぬ、
恋に生き、歌に生きた人ですが、
彼女の歌は才気溢れて技巧的、
そのため小町や式部に比べ、
受け入れられにくいともいわれています。
この難波潟の和歌は、
心変わりしたつれない恋人の手紙に
対する返事。
伊勢に言い寄る男性は数多く、
なかなかの波乱万丈な人生を送っていたよう。
そして、
なんとお仕えしていた中宮温子の夫、
宇多天皇との間に行明親王を生み、
寵愛されました。
で、中宮温子はどうだったかというと、
まるでポンパドウル夫人の如く、
自分に仕えていた伊勢にはやさしく、
伊勢もまた変わらぬ敬愛を
その後も中宮温子に捧げつづました。
中宮温子の寛容、その器の大きさに
驚かされます。
人間力は、年齢では推し量れませんね。

伊勢というと、私は伊勢神宮を思い出します。
20〜30代の頃は、
年の暮れには必ず参拝に伺ってましたが、
その頃の伊勢神宮は今のような混雑はなく、
心静かに向かうことができた平和な時期。
現在は、神を敬わず、参拝の心得なく、
興味本位だけの多くの人が足を踏み入れ、
なので、当然穢されてきます。
以前の神々しさと比べると
レベルダウンしていると感じ、
8年前を最後にもう参拝に伺っていません。
しばらく立ち入り禁止にして、
昔の清々しい伊勢神宮に
戻してもらいたいです。
ちょっとエラそうな発言でしょうか、
お許しくださいね。
伊勢神宮が大好きなものですから。
それでは2025巳年も大変お世話になりました。
2026午年も読者様にとって、
幸多き一年、大大開運になりますことを
心より願っております。
ではまた来月..*..☆.*.☆..
成功文字力アカデミー
西岡恵美子