あなたの格を上げる季節の手紙 ~冬紅葉~
こんにちは。
今回も当ブログを訪ねてくださって、
本当にありがとうございます。
読書様がいらっしゃることが、
この上なく励みになっております。
大変うれしいかぎりです。
急に寒くなってきましたので
お風邪などひいていませんか?
今回は秋のお手紙を。
一枚目とはレイアウトがちがいます
しばらくは、
小筆の手紙を書いていきたいと
思います。
理由は、日本の文化を
継承したいと思っているからです。
11月が終わろうとしていますが、
MIDORIの便箋、
魅力的な絵柄の秋シリーズで
お届けしますね。
もう冬になろうとしているのに
ちょっと遅くて、すみません。
秋を楽しみたくて、
先日、箱根にある岡田美術館まで
足を運びました。
紅葉がきれいになりはじめてました
風神雷神が出迎えてくれました・。。・☆
この美術館に住みたくなるくらい、
素敵な美術館でした。
週末の仕事が忙しく、当日は疲労困憊、
まともに観賞できるか
わからない状態でしたが、
それでもこの日は
岡田美術館に行くという選択肢しか
つくらなかった私は、
我ながらまるで修行僧みたい。
それくらい行きたかったということです。
それで到着後、
岡田美術館の漂う雰囲気から察するに、
いつものように、
真剣に観ることに追い込まれます。
いいものを観るときには、
作者と同じくらいの
テンションで向かうつもりでいます。
その作品を理解したいと思っているから、
いつもこうなります。
すでに身についていらっしゃる方は
余裕なんでしょうけど、私はまだまだで。
でも真剣に向かえば向かうほど、
鑑賞力を身に付けさせていただいてます。
一人で美術館に行くのはそのためで、
私と同行したら、
きっとみんな疲れちゃうでしょうね。
単純に、
いろいろな美術品を観ることの
好きが高じてこうなった、
というところです。
ぼちぼち散策できる日本庭園があります
岡田美術館はいい美術館に間違いない
という直感で行きましたので、
何が展示してあるのかは
細かく確認してはおらず、
まずは乾山の器が見たくて行きました。
ですがあまりに疲労していたので、
気を整えるために、
最後にするつもりの
100%源泉かけ流し足湯に、
思わず入ってしまいました。
これがめちゃめちゃ良かったあ
風神雷神を見ながらリラックスです。
箱根の温泉は、
スカッと疲れがとれるから不思議ですね。
紅葉の箱根は大渋滞でしたが、
岡田美術館は空いていました。
箱根でアジアの陶磁器という
ジャンルの美術館だと、
コアな層の方しか来ないのかも。
日本画も展示してますけどね。
ここは穴場です。
たぶん、しばらくは
こんな感じなんでしょうね。
カフェで一息。
尾形光琳の絵画がおしゃれなチョコレート
日本、中国、朝鮮の陶磁器の常設展示で、
中国の陶磁器が本当に見事でした。
といっても、観る方のよって感想は
まちまちと思いますし、
こちらは中国陶磁器に
力を入れているかもしれません。
作品からフワーっと、
高貴で繊細、柔らかな気に包まれ、
清濁を超えて、昇華されている
力強さが漂っていました。
発色と風合いがこの上なく素敵。
あーいいものを見たなあという
満足感があります。
岡田美術館のコレクションは、
日本の作品よりも
中国の景徳鎮窯を中心とした作品が多く、
ここで生き残ることができて
本当に良かったです。
それにしても、中国の窯元は
残っているんでしょうか。
文化大革命で、
多くの芸術家や知識人と
呼ばれる方々が追い込まれて、
千年以上に渡る陶磁器の歴史が
途絶えていたら悲しいですね。
とってもいい美術館なので、
ぜひ行っていただきたいです。
でも行き慣れてない方には
ちょっと広すぎるかも。
美術館が好きな人にとっては、
この上なく楽しい空間ですね。
読者様におかれましては、
これからも歴史に残るご活躍を
願っております。
時代の局面を
たくましく乗り越えられるように
私もがんばっていきたいと思う
霜月です。
最後までお読みいただき、
本当にありがとうございます☆
成功文字力アカデミー
西岡恵美子