成功者の格言を書くと、文字が変わってくるワケ
本講座からの本日のお題は、
受講生の高倉健一郎さんが
ご提案くださった孫正義さんの
二乗の法則。
やっぱり身に染みて、ためになるお言葉です。
ビジネスという戦場で生きている方は
必見ですね。短いセンテンスに
ギュッとエッセンスが集約されています。
これをできるところまで
実行し続けることが大切ですね。
私も改めて肝に銘じました。
そしてできたと思っても、
気を緩めずにトライ&エラーをしていくこと。
経営していると、何年かおきには
必ず危ない場面がでてきますからね。
困難をのりきるタフさを
意識しながら書くと、
男っぽい文字に自然となってきます。
下の文字は、
三國志あたりの北魏の時代に
書かれていた楷書の一例。
孫氏の格言は、
ガツッとした骨太の楷書で
書きたくなります。
その方の意気込みが、
言葉をとおして感じてきますので、
そのつもりで書くことはとても重要です。
いいことは絶対取り入れて。
漢字の書体は
歴史に応じて変化をしていますが、
北魏の時代にこのような楷書が生み出され、
書かれていたことは
戦乱の歴史的背景もあるのかと思います。
中国の龍門石窟に、
龍門二十品(りゅうもんにじゅっぴん)
という作品が残されています。
作品といっても、
落款のように石を刻まれているもので、
紙に書かれているわけではありません。
こういった書体を見ると、
漢字は漢民族の文化であり、
日本人が真似しても真似しきれない
大陸的なたくましさを感じます。
それで、
こちらの筆遣いが少しむずかしいので、
皆さんにお渡しする手本としては、
もうしばらくしてからになります。
筆を半回転させながら書くので、
基本的なことができてからになります。
高倉さん、ありがとうございます。
書く姿も文字も、
本当に様になっています。
インストラクターのこばやしまきこさんは、
ここに可愛らしさをそえて、
まきこワールド炸裂です。