台風一過で思うこと

この度の台風15号による被害の
お見舞いを申し上げますとともに、
一日も早い復旧を心からお祈り申し上げます。

 

今回の台風で、
実家と事務所の両方に被害があり、
自然の力にはあらがえなく、
安全に暮らしているのは、
もはや当たり前では
なくなってきているというのに、
また油断していたことを再認識しました。

 

 

私は25年前の阪神大震災のときに、
当時勤めていた会社の
社長たちと皆で現地に救援活動に
向かいました。

 

急なことだったため、
何が何だかわからずについて行きましたが、
新幹線は京都で足止め、
そこから普通電車にのりかえて、
芦屋方面まで行くも、
ここでも電車はその途中の駅までしか
走行していなかったため、
関西営業所の方に迎えに来てもらいました。

 

新幹線ではなく、
救援物資を東京からトラックで運ぶ人と
二手に分かれての出発でした。

 

車の中から見える景色は、
目を疑うばかりで、
大きくうねっている国道のアスファルト、
がれきの山、殺伐とした空気。

 

そして不思議だったのが、
崩れた立派な建物の近くに、
古い木造建築の家がきれいに残っていて、
何が幸いするかわからないということでした。

 

救援物資を運びに、
たくさんの避難所に行きましたが、
この当時は冬で、本当に寒かった。

 

バイクで救援物資を運んでいる同僚は、
日に日に顔がすすけて黒くなっていく、、
もちろんお風呂には入れません。

 

六甲山から見えた神戸の夜景は、
点灯がまばらで、とても美しいとは
言い難かったことを思い出します。

 

今回の台風一過で、いろいろ大切なことを
思い出してきました。

 

こんなに世界で災害が起こっているのに、
時間の経過と共に記憶が風化していき、
災害に対する意識が低くなっていました。
決して油断してはいけない。

 

今回はガツンときた感じですので、
これからの自分に
いったい何ができるんだろうと、
今棚卸しをしているところです。

 

思うのは、まずは身近な人達と
守りを固めていくことからでしょうか。

 

災害が来たら、
日頃ちょっと距離を置いている人とも
助け合わないといけませんしね。

 

文字のことではなく、
つらつらと書いてしまいましたが、
最後までお読みいただいて、
本当にありがとうございます。

 

成功文字力アカデミー
西岡恵美子

Follow me!