私が、文字と真剣に向き合うことになったキッカケ

 

少しシリアスなタイトルですが、
文字を書くことに真剣になったキッカケは、
小学校3年生で起きた、悔しい想いからです。

 

私は、自分でいうのもなんですけど、
ものごころがついたときには、
文字を書くことや絵を描くことが
わりと上手でした。

 

絵については、マンガの主人公のような
女の子のイラストを描いていた時期があり、
これがお友達に好評で、
みんながノートを私にもってきて、
”ここにかいてかいてーー!”
とお願いされることがホントによくありました。

 

子供なので、そういわれると
調子にのって描いてあげていましたが、
小学3年の年末、毎年恒例の書き初めを
書かなければならない時期に、
やはり私の友達が、私の文字が上手であり、
気前よく書いてあげる性質なことも
知っているので、ここでも、

 

”エミちゃん、

私の分も書き初め書いてほしい”

 

と言われてしまいました。

 

もちろん、
そんなのお茶の子さいさいなので、
書いて渡しました。

 

が!

 

そうしたところ、
その子に書いてあげた書き初めが、
なんと地域の小中学校の書き初め展覧会で、
ナンバーワンになってしまったのでした。

 

私は千葉県出身ですが、
千葉県は書道教育が大変熱心です。
今もかな?
これが、子供の書く文字!?
と思わせる、
成熟した書を書ける指導ができている
学校もありました。

 

このときの私の作品はというと、
なんてことないはない賞で、
表彰台に立つ友達を見て、
悔し涙がでてきたことは憶えています(笑)

 

子供ながら、
とても悔しい想いをしたと同時に、
私はやればできるんだ!
という自信が湧いてきたんですね。

 

その体験から、これからは自分の書道を
上達させるために書こうと決意しました。
そこから、
私は書道に真剣に向かうようになりました。

 

悔しさは、いいキッカケづくりに
つながりやすい性質をもってますね。

 

今回はここまで、
つづきはまた次回に。

 

成功文字力アカデミー
西岡恵美子

 

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