五感に響く言霊を選ぶ
”ひさかたの空はへだてもなかりけり
地(つち)なる国は境あれども”
今回は、明治天皇の御製です。
国家間の隔たりをなくそうという
世界平和を願う和歌ですね。
内容がよろしいので、
書いていても気分が良いです。
文字を書くことは、
五感にダイレクトに響くので、
前向きで明るい言葉の調べを
選んでください。
なんとなく、
こちらの和歌を選んだのですが、
他国の文化や習慣を尊重し、
慮ることの大切さを、
多民族地方都市に向かっている
最近の横浜の状況から
強く感じているところです。
かなり言いにくいことで、
本当は、
話題にしないほうがいい内容ですけど、
移住先のマナーは守らないと
平和は維持できませんね。
日本に馴染む努力をしている外国籍の方にも
迷惑をかけていることを
理解するべきです。
優しい日本人が多いから
すぐつけこまれますし、
人の家に土足で入り込むような
振る舞いを目の当たりにすることが
増えてきました。
これが大きな問題に
発展しないといいんですけど。
律するべきところがあっての、
真の世界平和だなと思います。
あ、でも、
明治天皇様はもっと大きな視野で
こちらの御製をお歌いになられたことは
わかっています。
今回は、いつもの小さな色紙に
穂先の長い小筆で、
線に強弱をつけて書きました。
全部ひらがなで書いてもいいでしょうね。
それにしても、
世界中の紛争がなくなって、
苦しむ人々が一刻も早く救われるように、
平和な世の中にしたいものです。
成功文字力アカデミー
西岡恵美子