日本の心 百人一首を書いてみる

 

 

“君がため
惜しからざりし命さえ
ながくもがなとおもいけるかな”

 

と書いてあります。
古典仮名はわかりにくいのですが、
小倉百人一首の和歌です。

 

 

いつも当ブログをお読みいただき、
本当にありがとうございます。
初めて訪ねてくださいました方も
これからもよろしくお願いいたします。

 

 

今回は、久しぶりに古典仮名で作品を
仕上げました。
藤原義孝の吟う、
私の一番大好きな百人一首の和歌です。

 

近年の仮名の作品は技巧的な作品が多く、
この度の書は平安時代の優美さを、
大切に表現できればと思いました。
書いていると、
ふわーっと雅やかな平安時代到来、
貴族になったような気分になります。
平安時代の宮廷文化大好き☆

 

 

義孝の息子は、
こちらも私が敬愛する
平安の三蹟のお一人、
藤原行成(ふじわらのゆきなり)。
こちらの血筋が好きな私なのです。

 

念のため教養として、平安の三蹟と云われ、
類まれなる達筆の他お二方は、
小野道風(おののとうふう)、
藤原佐理(ふじわらのすけまさ)
です。

 

古典仮名は、
少し学んで目が慣れてくれば、
どなたでもわかるようになります。
こんなの面倒くさいよーという方、
難しくないですよ。
日本人の血が流れていれば尚更です。

 

 

 

 

 

 

それで、
百人一首を書こうと思ったきっかけは、
現在NHK大河ドラマ『光る君へ』
からなんです。

 

 

まさかの藤原行成が!
大河ドラマに出演してる!?!
と驚いたことがまず一つ、
そして、
私のサロンに来てくださる
20代のお客様が大河ドラマに
はまっているお話を伺ったことが
2つめの2点。

 

 

残すべき日本の文化を守りたいと、
ここのところの日本と世界情勢をみて、
すこぶる強く沸き上がってきており、
自分の感情に素直にいこうと思っています。

 

若い世代は、
日本の伝統文化に着目しつつも、
バーチャルや海外の文化も取り入れて、
器用な方が多いなという印象です。
うちのサロンには相撲ガールのお客様も
いらっしゃいます。
お話を聞いていると、
すごく勉強になります。
おかげさまで、現在の流行りに
乗り遅れることを
防いでもらっているようです。

 

私はやっぱり守られてるな。

 

 

 

※画像暗めですみません、額装です
表のアクリル板がとれない額のため影入ってますが、
マット部分は古典織柄、
でも今どきキラキラ感を出したかったので

作品の縁取りは光り物で仕上げました☆

 

 

 

心はいつも宇宙にいるような私ですが、
今の限られた環境と時間の中、
もっと先を見て、
いい形で日本文化死守に
貢献させていただけましたら、
本当にうれしいかぎりです。

 

 

では、今月はこの辺りで、
最後までお読みいただき、
本当にありがとうございます。

 

 

また来月お会いしましょう☆..*☆..*..

 

 

成功文字力アカデミー
西岡恵美子

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