豪傑女帝の和歌を書く ~小倉百人一首 第二首~

 

 

“春すぎて
夏来にけらし
白妙の
衣ほすてふ
天の香具山”

 

持統天皇

 

という、百人一首第2番目の和歌です。

 

平安時代の雰囲気そのものを心がけて、
仕上げました。

 

変体仮名は相変わらず
わかりにくいでしょうか。
作品にする上で、使う文字の選別は
見映えなどでとても重要になりますね。

 

例えば、”春すぎて”の
”は”は、
”者”という漢字から変換された仮名です。

 

 

こちらの和歌の作者・持統天皇は、
天智天皇の皇女です。
その夫である天武天皇が
その和歌を読んでいるような佇まいの
料紙を選びました。

 

 

夫が大海人皇子であった壬申の乱では、
共に戦い、勝利を手にしたとのこと。
そして、天武天皇死後は、
父と夫の悲願であった
律令政治の礎を固め、
唐の都にならった藤原の宮をつくり、
柿本人麻呂などの宮廷詩人を輩出、
『万葉集』の黄金時代をつくった方と、
記録があります。

 

すんごい女帝です。

ですが、和歌は柔らかな雰囲気ですね。

 

なので、
少し力強い線質の変体仮名の書き方に
してみました。

 

紙質がそんな文字になりやすい
ということもあります。

 

 

 

 

現在の皇室も
女帝が生まれるように
なってもらいたいです。
今上天皇崩御後の次の天皇が、
場合によっては心配です。
読者様はどう思われますか?

 

天皇陛下は日本の顔ですし、
トップですから。

相応しい方が即位されると信じます。

 

 

 

 

※立秋を過ぎての江ノ島の海♪

 

 

この度も、
最後まで当ブログをお読みいただき、
本当にありがとうございます。
初めてお越しくださいました方も、
これからもお付き合い
いただけましたら大変うれしく思います。

 

もう8月が過ぎようとしていますが、
まだまだ暑さ厳しい折、
読者様におかれましては、
お体にはくれぐれもご自愛くださいませ。

 

でも夕方になると、
過ごしやすい涼やかな気候に
なってきましたので、
少しホッとできますね。

 

ではまた来月..*.☆.*..

 

 

成功文字力アカデミー

西岡恵美子

 

 

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