ロックな人生を送られて
先日お亡くなりになりました内田裕也さん。
生前は、アウトロー的な生き方で
注目を浴びることが多くありましたが、
とても魅力にあふれた方だったように
思います。
奥様の樹木希林さんが亡くなられて、
その後すぐに後を追うように
このようなことになり、別居状態とはいえ、
深い絆で結ばれていたのかなと思えますね。
私の身近な方でも、
ご夫婦のどちらかお亡くなりになると、
残された方も日を開けずに
亡くなるケースを見てきました。
たまたま夫婦になったけれど、
前世からの約束なのか、
不思議な人生の終わり方をします。
それで、昨年半ばに、
内田裕也さんの文字の特徴について
アップしておりました。
その内容に加筆して、
改めて解説いたしますね。
お亡くなりになられて、
いろいろな憶測がとんでいますが、
ここでは内田裕也さんの文字だけに
焦点を当ててみます。
さて、内田裕也さんの文字から、
どのような性格と行動スタイルが
読み取れるか、、、
ものすごく達筆で、驚きます。
筆で書くことをものにしている
書き方ですから、よーく見てください。
まずは、
”裕”
の右払い、左払いが長いところが
非常に特徴的です。
左払いが長い方は、
自己アピール力と表現力が高い方です。
吉永小百合さんの文字にも
このような特徴があり、
素晴らしい女優さんにも見受けられる、
代表的な文字の特徴です。
ですから、自分がイマイチ華やかさに
欠けていると思っていたら、
これは即取り入れましょう。
経営者、起業家は
華のある存在感は必須アイテムですよね。
そして、長い右払いは、
情に厚く、仕事にも熱く情熱を注ぎます。
なので、関わっていた人が離れていくと、
非常に寂しく思います。
逆にここを短く書く方はドライですから、
そんなことはほとんど思いません。
最後の
”也”
の特徴ですが、
最後のハネが強く、長いですね。
おそらく内田裕也さんは、
いつも目的意識を掲げて生きていると
思われます。
全体的なバランスとしては、
文字の大きさが均一ではなく、大小様々。
これは、安定というよりも、
変化に富んだ生き方を求めています。
多くの女性と浮名を流しても、
樹木希林さんとの関係が
つづいていることは、
この文字をみれば歴然ですね。
決して冷たいワケではなく、
型にはまることができないのです。
それに、とてもひとつの場所や、
ひとりの女性におさまりきれない
パワーの持ち主ですから、
致し方無いというのが、
私の感想です。
枠に収められない
根っからのアーティスト。
非常に懐深く、
男らしい魅力あふれる方ですから、
多くの方に支持されつづけることも
うなづけますね。
ロックに生きてきた男性の文字は、
やはり熱い!!
そして、何があっても貫く気概!
そして、感性豊かな達筆!!
ただものではない風格が、
この一枚の色紙に表現されています。
成功文字力アカデミー
西岡恵美子